ふるさと納税の還付金はいつもらえる？答え合わせしよう

ふるさと納税の還付金、手続き後に還付されるのはいつなのでしょうか。

実際に税金が控除されているかどうかも答え合わせしてみましょう！

ふるさと納税の還付金とは？

納め過ぎた所得税が還付金で戻ることを指しています。
ふるさと納税で寄附をした場合、税額控除において以下の2つの制度の適用が受けられます。

ふるさと納税を利用すると控除される税金が2種類あることが分かりました。
では実際の手続きで、それぞれいつごろ控除されるのでしょうか。

ふるさと納税後に確定申告をした場合と、ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用した場合で少し異なります。
それぞれ見てみましょう。

所得税の還付金が還付されるのは確定申告してから1ヶ月半程度要するとされています。
住民税は、翌年6月頃の住民税の通知書で実際の控除額が確認できます。

ワンストップ特例制度を申請した場合所得税からの控除は行われず、その分も含めた控除額の全額が、翌年度の住民税から控除されます。

控除されたか確認するには、毎年5月～6月に勤務先からもらう住民税決定通知書で見られます。
自営業の方は、6月にお住まいの市区町村から郵送されます。

住民税決定通知書の左下にある摘要欄に、寄附金税額控除額が記載されています。
この金額が、「ふるさと納税を申し込んだ金額ー2,000円」になっていれば、問題なく控除されたということです。

2,000円以上の寄附を行った場合、自己負担額の2,000円を除いた全額が所得税（復興特別所得税を含む）及び個人住民税から控除されます。

ただし、ふるさと納税で受けられる税金の控除額には限度があります。
上限については　収入と家族構成別、すでに受けている税金控除の金額によって決まります。

還付金とは所得税の払い過ぎなどの理由で返還される税額のことを指します。
ふるさと納税でも所得税の還付金が受けられることがお分かりいただけたでしょうか。

還付・控除される金額はそれぞれ異なります。
ご自身の状況に照らし合わせてぜひふるさと納税の制度をご活用下さい。